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MAFT SAI

April 12, 2019

Profile

Name:
Maft Sai
DOB:
Unknown
POB:
Unknown, Thailand
Occupation:
Dj / Producer / Founder of ZudRangMa Records & Studio Lam / Co-owner of Paradise Bangkok & SaNgaa / The Paradise Bangkok Molam International Band

タイ王国の首都バンコク。東南アジア屈指の世界都市である。敬虔な仏教国であるこの国では国民の9割以上が上座部仏教を信仰し、歴史ある寺院が街中に点在し熱心にお祈りを捧げる姿を日常的に目にする事ができる。近年は光化学スモッグの白い空の下、高層ビルが立ち並び、夕方には所狭しと車が渋滞する。此処バンコクは様々な人種、文化、歴史、経済、宗教が交差する坩堝だ。そんな喧騒の中にありながらゆっくりとした生活が溢れている。そんな魅力がこの街、人々にはある。幼少期を海外で過ごし、自国「バンコク」を俯瞰しながら、その歴史と文化を昇華し全く新しい音楽文化を創り上げた男がいる。その男、マフト・サイである。

興味の赴くままに音を掘り続けた。一言で例えるなら、私は音楽のジャンキーだ。

サワディーカップ(こんにちは)。私の名前はDJマフトサイです。ZudRangMa Recordsと云うレコード屋を営んでおり音楽レーベルでもあります。そしてParadise Bangkokというイベントを主催しています。また、イベントから派生したThe Paradise Bangkok Molam International Bandのメンバーでもあります。それからStudio Lamと云う名前のバーを経営しています。最近はSukhumvit 51 StreetでSANGAAと云う名前のタイラーメン屋も経営しています。今やっている事は大枠こんなところです。一言で例えるなら、私は音楽のジャンキーだ。何故かというと全部に音楽が関連しているからだ。私が手がける事業で1つでも音楽の要素が無いものは恐らくやっていないでしょう。タイラーメン屋を始めたのもそうだ。飲食店ですからレシピなどは友達がやっていて私は音楽のプレイリスを作る事が目的なのです。その場所の雰囲気作り担当です。ビジネスの側面においてもクリエイティブの側面においても全てに音楽が関わっているのです。

私はタイで生まれて10代前半の頃にオーストラリアへ留学した後イギリスへ留学しました。初めてアナログ盤レコードを買い始めたのはその頃です。ソウル、ジャズやファンク、レゲエ、エレクトロニック、ヒップホップ等、様々なジャンルを探求しました。ある程度レコードが買い集まって来た頃にDJを始めるようになりました。集めた数多くのレーベルの中からワールドミュージックに目覚めたり、サンプリングされた曲を見つけたり、興味の赴くままに音を掘り続けた結果、アフリカや中東、アジア圏から来たレコードも掘るようになったのです。そして私の探究心は、タイファンク〜*ルークトゥン〜*イサーンへと幅を広げて行ったのです。最近はインドネシアやマレーシアの音も掘るようになり、南方の音が増えています。深く探求するとレーベルとレーベルの繋がりが見えてきます。時代や文化の関連性が明らかになりさらに探求の旅は続きます。ここへ辿り着いた理由はそう成るべくして成ったのです。ディガー、コレクターやセレクターと云う性質なのでしょう。人生の時期によって影響を受けたり意識を向ける音楽もその都度やっぱり異なりますから。例えば7年前に収集した円盤があるとします。その当時はあまり使わなかった円盤です。しかし時間が経つにつれてどうして今まで聴かなかったのだろう?と思ったりするわけです。そういった音源を再利用する為にもこうして未来で起こしたプロジェクトによって実際に価値を見出し、有効活用出来ていると云う事が実現されているのです。

*ルークトゥン(英:Luk thung):
「田舎者の歌」、「田園の子」という意。タイの音楽ジャンルの一つ。タイの農村生活様式、文化的特質、社会パターンを反映した詩的な歌詞で構成されされる。農村の貧困、恋愛、田舎風景の美しさ、宗教的信念、伝統文化、政治危機など、タイの田舎生活に基づいた幅広いテーマで歌われることが多い。

*イサーン(英:Isan):
タイ北東部の20の州で構成された地域。Isanはタイの最大の地域でメコン川を挟み北部と東部に分かれる。そして南東にはカンボジア、ナコンラチャシマの南にはサンカムペン山脈に接する。西にはペッチャブン山脈によって北部と中央部のタイから隔てられています。

 

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