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KIICHIRO KURATA / UNRIVALED / LET IT RIDE Item related to KIICHIRO KURATA

KIICHIRO KURATA
UNRIVALED / LET IT RIDE

August 21, 2017

メンズの場合、自分が着る事を考えてしまうと「こんな服着ねぇーなー」とか思うとそこでストップがかかってしまう。極端に言えばボレロのこんな短い丈も出来る、メンズだと短ランになっちゃうけどレディースなら出来る。

昔から漠然と自分が着る服を作りたかった。ただ僕が学んだ*文化服装学院は、レディースだったんです。(笑聲)レディースのデザインをずっとやってましたから、そこから少し考え方が変わりました。メンズの場合、自分が着る事を考えてしまうと「こんな服着ねぇーなー」とか思うとそこでストップがかかってしまう。例えばレディースであればシャツにしても、ブラウスっていう括りで色んなことが出来る。メンズライクなプレーンなものもあれば、女の子っぽいのもあり、色んなパターンが作れるわけです。極端に言えばボレロのこんな短い丈も出来る、メンズだと短ランになっちゃうけどレディースなら出来る。その点レディースは面白いと思うんです。だから僕の作る洋服は、もろ無骨ではなくて中性的なんだと思っています。

その頃、印象深いのは『Stop Making Sense』。ジョナサン・デミ監督によるトーキング・ヘッズのドキュメンタリー映画。

東京に来た頃は、新宿にツバキハウスがあった時代で、文化の学生は学生証見せれば無料なんです。あの頃のディスコは、バイキング形式でご飯が食べれるんです。だから良く晩飯食いに行ってましたね。(笑聲)その頃、印象深いのは『*Stop Making Sense』。*ジョナサン・デミ監督による*トーキング・ヘッズのドキュメンタリー映画。告知ポスターが凄くカッコ良くて衝撃だったんです。当時はレイトショーでしかやってなかったんですけど、それは好きで今でも見返しますね。それと*ジム・ジャームッシュが出てきた頃なんで、『*ストレンジャーザンパラダイス』とか『*ダンバイロー』とかオンタイムでしたね。

でも僕はコレクションに関してはあまり興味がないんですね。僕は世界観の物づくりはしないです、だからコレクションもやりません、実用的なところに拘りがあるんです。

卒業してからパターンのバイトをして、*コシノミチコさんとこに入って企画をやりました。本格的なファッションショーをやっていましたから、とても勉強になりました。でも僕はコレクションに関してはあまり興味がないんですね。ショーはどちらかというと見せるものが中心なんで、製品化しない作品もたくさんあるんです。ショーから落とし込んでいくので、実質無理なデザインや、全く洗濯できなかったりとアート作品なんです。僕は世界観の物づくりはしないです、だからコレクションもやりません、実用的なところに拘りがあるんです。あの頃は、母体が堅い会社でしたから、どうしても本来の洋服作りとは違う方向に行ってしまう。だからずっとそれに逆行していましたね。

 

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