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GORO ASAI / GROK LEATHER Item related to GORO ASAI

GORO ASAI
GROK LEATHER

February 17, 2016

『ランブルフィッシュ』のMatt Dillonには憧れたよ。ロンドンナイトやロカビリーナイトにも音楽を聴きに行ってたよ。

映画好きな少年だったよ。 ストリート・オブ・ファイヤー(原題:Streets of Fire)』アウトサイダー(原題:The Outsiders)』みてGジャン着るようになったかもな。 『ランブルフィッシュ(原題:Rumble Fish)』のマット・ディロンのバンダナの巻き方と革のブレスの巻き方にやられたよ。 デニス・ホッパー、ミッキー・ローク、トム・ウェイツ、ニコラス・ケイジ凄い面子だったよね。 映画はやっぱり好きだったな。色々影響を受けたよ。 そんな時に、クラッシュピストルズみたいなパンクミュージックに傾倒していったんだ。 それでロンドンナイトやロカビリーナイトなんかにも通うようになって、あぁこんな音楽もあるんだーってね。 今でも好きなのはナイン・インチ・ネイルズかな。マッシブアタックとか。 モーターサイクルカルチャーが好きで、一時サザンロックにもいったことがあるよ。 南部の人たちはやっぱバイク格好良かったからさ。 十八歳くらいで古着屋に入った頃かな、レーナードとかね。あれはカッコよかった。

昔の人が作ったものを探してるだけじゃ駄目だったんだ。モノが作りたい気持ちが凄く強かった、ただ何を作って良いか解らなかった。

古着やインポートものが好きで、十八歳から古着屋にいたんだ。 そこにあるアンダーグラウンドの匂いが好きだったんだよ。 アメリカやヨーロッパに買い付けにいったり、全部じゃないけど、世界に転がってるモノの大抵は見てきたよ。 身近にあった古着の世界に飛び込み、それなりに古着の事は分かったけど、 ある時、昔の人が作ったものを探してるだけじゃ埒があかねぇと思ったんだ。これじゃあモノは作れない。 昔からモノが作りたい気持ちが強かったんだ。 だけど、若いから自分の中で何が作りたいかは解らなかった。 そんな時に先輩が服屋を始めるんで引っ張ってくれたんだ。 でも服作りは監督業で、モノを作るっていう事じゃなかった。 だから、音楽でいうと服作りはDJなんだよね。音楽でいうなら自分でギターを弾きたかったんだ。 そこで洋服作りは俺が望んでたものとは違うことに気づいてしまい三十歳で独立したんだ。

すべての作品に伝えたい心が詰まってる。人の悲しさや嬉しさを知らない人に、良いモノは作れないと思ってる。

やっぱり自分で作ってるから全部にストーリーがあるんだ。 ストーリーがあるっていうか、くっついてきちゃうんだよ。どうしても。 一個一個つくるのに本当に時間かかるし、大変だしね。 だからこれってどうなんですか?って聞かれるとずーとそれについて話しちゃうんだよね。 これ作ってるときこうでさーなんてね。一晩かかっちゃうね。

俺ね。結構本を読むんだよ。 ってもあれだけどね、刑事だ、ハードボイルドだ、探偵とかそういう本なんだけど(笑聲) でもそういう文章の中で想像するんだ、その主人公が財布を出して金を払ったみたいな文章があると この人は、どういう財布使ってんのかなとか、こんな財布使ってたら面白れーなーみたいなことを考えたりしてる。 人の悲しさや嬉しさを知らない人に、良いモノは作れないと思ってて、悩んで迷って壁にぶち当たったヤツが作るから良いんだよ。 まあ俺はそうやってすんなりやれた事がないからさ。 バカだなこうやれば良いのにって思われてるのかもしれないけどね(笑聲) やっぱいろんな想いがあって作ってるけど、買って使ってくれる人が幸運じゃなきゃ駄目なんだ。 Grok LeatherってGLでグッドラックだから、使ってくれる人にグッドラックが引っ掛かってくれるといいなと思ってやってる。

 

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