凄くピュアでストレートな愛。嫁に対して、子供に対しての愛を唄うってとこに落ち着いた。窪塚洋介インタビュー(1/5)

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INTERVIEWS:
窪塚洋介/卍LINE/Reggae DeeJay/俳優


役者”窪塚洋介”っていう役だし。レゲエDeeJay”卍LINE”っていう役だし。魂としてその役を生きようとしてる。それは卍も窪塚洋介も同じ根っこで違う花が咲いてるだけだから。外に出ている花は別々の花に見えるけど根っこは一緒なんだ。

最近はどっちから名乗ってもどっちかだけ名乗っても、あくまでも卍LINE aka 窪塚洋介としてここにいるという想いがすごく強い。例えばインタビューで、「今回のインタビューはどちらで表記したらいいですか?」とか、インタビュー終わった後に「どっちにしましょうか?」とか言われたりした時に、前だったらはっきりしていたんですよ。「これは役者の方なんで、本名の方でお願いします」とか「コレは音楽の話なんでDeeJayネーム(卍LINE)の方で」とかそういう感じだったけど最近はもう「決めて下さい!」って言っているんです。どっちでもいいですって。あなたのいい方でいいですって。そう言っているのは、自分の中で俳優とレゲエDeeJay の2つがいい感じで混ざって、境目がなくなって切っても切り離せなくなっているから。ミュージックビデオ撮るときもあるし、本を書いてるときもある。基本的に好きなことをやっている自由人でいたい。コドナでいたいというか、大人になる気もない。ただ子供のままでいられないから丁度いいとこないかなと探してたら、BOY-KENちゃんが“コドナ”っていう言葉を教えてくれた。それ完璧だなと思って、そこからは、それをひたすら目指してる。昔は、こんな幾つも名前を持つような人生になるとは思ってもいなかった。音楽やるって事自体もそうだけど、歌い始める前は、役者が音楽なんかやるもんじゃねぇ、私生活がわからないくらいの方がいいって思ってた。

全部出しちゃっていいんだなって。むしろ全部見せて、全部だして、全部言って、それでも尚、この役が通用する。

『ピンポン』くらいの時から、あまり照れるって気持ちがなくなって、昔から俺のことを知っている奴に自分の芝居を観られても、なんとも思わなくなった。要は俺のことをよくわかっている人に作品を観られて、しかも幼馴染みが俺を意識していなくて役として演じている作品を見てくれてると気づいたから。こいつらをここまで思わせられるんだって、こいつらがそう思ってくれるなら誰だってそう思わせられるって思ったんだ。演技、芝居するって事は、ある意味ずっと嘘をついてる。要はこいつらが騙せるんだったらって、フラットに自分を持って生きてる奴がそう思ってくれることがすごく安心感になった。全部出しちゃっていいんだなって。むしろ全部見せて、全部だして、全部言って、それでも尚、この役が通用する。それでも尚、この作品が成立する。もし「いやぁ卍の顔が出てきて見れない。普段のあいつと違いすぎて見れない」って言われたら俺が役者としてそれだけのもんだっただけ。役者”窪塚洋介”っていう役だし。レゲエDeeJay”卍LINE”っていう役だし。魂としてその役を生きようとしてる。それは卍も窪塚洋介も同じ根っこで違う花が咲いてるだけだから。外に出ている花は別々の花に見えるけど根っこは一緒なんだ。いい影響や悪い影響も含めて色んな栄養や刺激が入ってきて一つの所にインプットされて、そこから色んな所にアウトプットされるっていう感じ。

「我のみ知る道、愛を持って」自分がその言葉を発してその人生を生きられんのかっていう。言葉が仰々しいからそれに耐えられるような、その言葉に負けないような、そういう人でいたい。

「我のみ知る道、愛を持って」は座右の銘みたいなもの。*坂本龍馬が近い事を言っていて「世の人は我を何とも言わば言え 我なす事は我のみぞ知る」。子供の頃にその言葉を知って、自分がその言葉を発してその人生を生きられんのかっていう。言葉が仰々しいからそれに耐えられるような、その言葉に負けないような、そういう人でいたいと思ってきた。「我のみ知る道、愛を持って」のその”道”は、みんなに繋がっている。自分の事を掘り下げていったその深奥でみんなと分かり合う、そんな道。ここまで感じて考え抜いてこれたら、ここまで深くいけたら全員と繋がれるんだと思う場所(道)があった。みんなに繋がってる道だったってことが重要で、誰にも分かってもらえなくてもいいんだよってことじゃない。自分だけのそこを追求すれば繋がるからっていう意味合いなんだ。

毎日すごい気楽に、だけど熱く暮らせられるようになってきた。ただ辿り着くということも勿論大事だと思うけど、今この生、最高だなって思えるこのライフスタイルを”より最高のもの”にしていく、これを一番大事にしたい。最高はどこまでも更新できると思うんです。今日の最高は明日の最高には勝てないってこと。明日明後日どんどん最高の度合いを上げていく、それに尽きる感じがして、自分の動きのすべてが、今が最高だからもっと最高にするために貪欲に生きている。

ただ”愛”って言った時に、優しくすることもそうですけど、そこに”愛”があれば厳しさも”愛”だと思うんです。

ただ”愛”って言った時に、優しくすることもそうですけど、そこに”愛”があれば厳しさも”愛”だと思うんです。イジメや誹謗中傷とかはもう論外で、例えば「うわっ今こいつのために手を差し伸ばさない方が良い」って思うシチュエーションは俺にとってはそういう形の”愛”なんです。今付け焼刃で手を差し伸べても、また同じことが起こる。そういうことってもっと抜本的なところを治さなきゃいけない。そんな時は話をしても最後まで面倒はみない。そういう意味ではどこか冷たいと思うんです。それと自分の部屋の荷物もそうだし、自分の人間関係も、iPhoneの電話帳もそうだけど、やっぱり断捨離すると捨てた分いいものが入ってくるから、そこの見極めは凄い大事にしてる。腐れ縁は腐れ縁でずっとあるけど、(笑聲)一歩踏み出して捨てることが必要な事、物もある。

偽物は誰が本物だか、誰が偽物だか気にする。何も言わずに黙々と自分の道を進んでる人の方が全然格好良い。俺もそういう人になりたいと思うから。

一時期ヒップホップとか特に「こいつがリアルで、あいつがフェイク」みたいなのが多かったじゃないですか、でも結局ここまで来て思うのは本物の人って「俺は本物だ」って言わないんですよね。本物だから誰が偽物だとか気にしてない。だけど偽物は誰が本物だか、誰が偽物だか気にする。だから今は、そう言わずに黙々と自分の道を進んでる人の方が全然格好良く見えるし、俺もそういう人になりたいと思うから。ある意味いい見分け方法で若かかった頃はそこの言葉に踊らされてたけど、今はその本体も見れるようになって、なんでその人がそれを言ってんのかってこともひっくるめてフィールすることが出来るようになったし、そうありたいなと思っています。

俺は明らかにテレビ業界ではサイレントマジョリティ。

テレビは子供の頃からスゲー観てたし大好きだったからこそね。出る!ってことがメッセージなら、出ない!ってこともメッセージだと思うんです。あれ?なんでこの人、このスペースに出てないんだろ?っていうのも、自分なりの考えがそこにはある。俺が出ないんだって事は表に出ない声なきメッセージで、どっちもメッセージになると思う。俺は明らかにテレビ業界ではサイレントマジョリティだと思う。ただ、なんで俺がやらないか聞きたければ聞きに来てくれたらいい。だけどそれをいちいち説明するよりも、こっち側をディスらないで、自分がやりたい事、やるべき事をやる事によってメッセージしていく事の方が、はるかに良いエネルギーが出ると思ってる。不平不満や文句を言ってる暇があるんだったら、もっと前向きな作業をすればいいし、自分で見せればいいし、アイツがダメなら、俺がそのダメじゃない奴に成れば、もっと時間もできるし、ヴァイブスも湧いてくるし、やる気も湧いてくるし、凄い健康的でいいなと思ってる。

例えば5時から5時半までは悪いニュース、5時半から6時までは良いニュースやってたらこんな世界になってないと思うんです。

俺、もう20年くらいテレビはほとんど見てないんですけど、見なくなった理由のひとつに、ニュースとかワイドショーがネガティブなことしかやらないってことに、すごい疑問があって、だって普通に生きててそんな嫌なこと起きないっていうか、嫌なこと起きても良いことも起きてる。だったら良いこともニュースにすればいいのに、良いことはニュースにしないで、悪いことばっかりニュースにして、あんな山の上から電波に乗っけて流してくるからみんな洗脳されて、こんなんなっちゃったんだと思うんです。あれがもし半々、例えば5時から5時半までは悪いニュース、5時半から6時までは良いニュースやってたらこんな世界になってないと思うんです。ただ割合の問題で今日はこんな良いことがありましたとか、どんな素朴な話でもいいと思うんです。なんかずっと悪いニュースやってなきゃいけないみたいにテレビがなってから見なくなったんだ。「あ、これ本当の世界のことじゃない」ってなっちゃった。本当の世界はこっちだし、こっちでは良いことも悪いことも起きてるし、そんなに酷いことなんかそんなに起きないよって。

自分を愛さなかったら、他人も愛せない。自分の中の神様信じてなかったら、誰の神様も信じれないだろうし。

俺ら80%水ですもん、そりゃ同調しちゃうから。だからグッドヴァイブスな奴といるとグッドヴァイブスになるし、バッドヴァイブスの奴といるとバッドヴァイブスになるのは水だからなんです。なるべく意識していいヴァイブスでいようと思えば、近くにいる人にも少しずつ良い影響があるっていう考え方なんです。だからなるべくネガティブなワードを言わなくなったし、あまり怒ったりもしなくなった。美輪明宏じゃないけど、口から宝石出すくらいまでいけたら、本当に歩くパワースポットになれるかなくらいに思ってる。でもみんながそうなれる可能性を持って生まれてきてるってことが素敵だし、神の子は*キッドくんだけじゃなくてみんなそうだよってこと。みんなの中に神様がいるって思ったら自分自身もリスペクトできるし、他人も同じようにリスペクトできると思うんだ。自分を愛さなかったら、他人も愛せないのはこの違いだと思う。自分の中の神様信じてなかったら、誰の神様も信じれないだろうし、これをシェアできたら世界平和は早いと思うし、すげー良い明日がやってくると信じてる。こんな時代だから余計に希望の明日とか、明るい未来みたいなことを言っていようと思ってる。

中指を立てるよりも、その指で何かを作っていた方が中指を立てる以上にそいつらに対して影響を与えられる。

中指を立てるよりも、その指で何かを作っていた方が中指を立てる以上にそいつらに対して影響を与えられる。その暇あるんだったら、もっと前向きな、明るいもの、プラスなもの、楽しいものに時間を使って、エネルギーを使って、お金を使っていたいなと思うんだ。去年、政治で世界は変わらないと心底思った。変わることがあっても一時的なもので限定的なものであったりすると思うんだ。きっと俺がやりたい、変えたいと思ってる未来や世界はそういうことじゃなくて、もっと抜本的なことだから。人としてみんなと前向きな力をシェアしていたいし、ポジティブな未来を見ていたいから。憲法が変わったから憲法が変わらなかったから、この大統領になったからこの大統領にならなかったからごときで、ブラされるマインドじゃない筈なんだ。あとは自分がこのライフスタイルで自分自身の表現で見せていくしかない。

法律でノーだからノーみたいな。でもそこには理由があった筈なんだ。「なんで?」っていうことを考えなくなっちゃってる。

思考停止になってロボットみたいなもんじゃないですか、法律でノーだからノーみたいな。でもそこには理由があった筈なんだ。「なんで?」っていうことを考えなくなっちゃってる。それは与えられた公園で遊んでなさいって、「外でたらダメよ」って外は危いから、怖い場所だからって言われてるのと一緒。でも実は外はすげー素晴らしいかもしれないし、すげー楽しいかもしれないよ。そこのチャンスを自分で潰しちゃう。そこ自分ラブだったら絶対人殺さないと思う。だってこれ楽しいし、有難いし、生きてるだけで丸儲けなら、こいつも一緒なんだから、あいつも一緒なんだから、普通に殺したらダメだよねって話になるだろうし。

凄くピュアでストレートな愛。嫁に対して、子供に対しての愛を唄うってとこに落ち着いた。

卍LINEとしての最後のアルバム、最後の曲が「愛の讃歌」。曲自体もともと知ってたんだけど、玉置浩二さんのMV見たのが凄く印象に残ってたんだ。それで「愛の讃歌」と同じようなグルーヴを感じる「カノン」を使ってAKIO BEATSにオケ作ってくれって依頼したのが始まり。プリプロの段階で骨組みに「愛の讃歌」乗っけて、「コレ凄いハマるね!」って、それに接着剤みたいにバイオリン入ってもらったら音的には凄いしっくりきた。「愛の讃歌」も「カノン」も凄くピュアなストレートな愛を感じるから、俺の嫁に対して、子供に対しての愛をピュアに唄うってとこに落ち着いた。リリックの具体的な内容としては、今目の前に存在してるものへの愛の方が強いかもしれないけど、繋がっていく愛とかこれから来る命に対しての歌にも聴こえるかもしれない。

子育てではよく言うけど、ダメなものはダメって言うんじゃなくて、なんでダメかを教えてやるっていう方が子供にはるかに伝わると思うんだ。

子育てではよく言うけど、ダメなものはダメって言うんじゃなくて、なんでダメかを教えてやるっていう方が子供にはるかに伝わると思うんだ。たまに子供とドラッグの話とかするんですけど、シンナーだとか、マリファナだとか、「コカインて何?」みたいな感じで聞いてくるから全部説明して、これとこれとこれをやってたらパパ本気で殺すからなって。なんでかっていう事を説明してやるとすごい理解するし、だけど問題になるから絶対外で言うなよって。だけどそうやって腹割ってなんでも話し合ってさ。体と心はまだ子供ですけど、ひょっとしたら魂は俺より古くて大きい魂が降りてきてるかもしれないし、尊敬しあってるところがある。尊重することで、対等に扱うことで、こっちも学べることがたくさんある。まあ二十歳になるまで体と心を育てる責任はあるけど、でも育てなきゃいけないから育ててるわけじゃなくてWANT TOでやってる。やっぱり一緒にいたいし、子供って作品だと思うから。だからと言って細かく神経質に作るタイプじゃないから、なんかアイスホッケーみたいにそっちに行き過ぎだからコンって少し戻してあげるくらいの、でも道中どこ通ってこようが別に構わない。

ジョニー・デップがインタビューで答えてたけど、「あなた公でドラッグいくって言ってますけど、子供があなたの真似をしてドラッグするようになったどうするんですか?」って聞かれた時に、ジョニー・デップはこう答えるわけ「お前が持ってるやつより、パパが持ってるやつの方が絶対やばいからパパから買え」って。(笑)まあコレは極端な例だけど、ヤベーかっこいいなーと思って。(笑)それも目から鱗だったっていうか、ダメなものはダメとか、大人になったらねとかに俺自身も不満があったし。それでだんだん親から心が離れていくっていう自然な現象だと思う。それで世の中の方に興味が湧いて世の中に男にしてもらうっていう、別に恨み言じゃないですけど親は男にしてくれなかった。でもそこまで面倒見てやれる親はいるし、自分のガキを男にできる親。そういう風になりたいなと思う。うちは多分グレないと思う。バカだけど素直。「勉強しろ」とも言わないし、塾行きたいって言ったら止めた方なんで。だけど素直なんですよ。最近は一緒に楽しめるからより繋がりますね。次の子は女の子だからまた違って俺にとっては初体験。だからピンキーよろしくねみたいな。(笑聲)

どういうわけか気がついたら自分がすごい特殊な親になってたっていう。あまりにも普通な家庭に育った子供が親になってみたら超変な、異様な親になってたってのも面白い。

俺は本当に普通の家庭に育ってて、それがエネルギーだった。俺は何でこんな普通なんだろうみたいな。だから結果土台がフラットになって、自分の興味のあるものとか、必要な筈だみたいに思って手に入れてるものは、全部自分のオリジナルな感覚で集めてきたものだから、今になって良かったなって思うんです。特にクセのある親でもないしね。親父はちょっとギター弾いたり、自然好きとかっていうのはあって、石拾ってきたりとか(笑聲)その影響はもちろんあるだろうけど、ただ魚拓まで取んないなとか(笑聲)。親父みたいに山菜までは選べないなとか思ったりね。

どういうわけか気がついたら自分がすごい特殊な親になってたっていう。あまりにも普通な家庭に育った子供が親になってみたら超特殊な親になってたってのも面白いなと思うし、逆にすげー変な親だったらこうはなんなかったのかなとか、もっとま真っ当な道を行ってたのかなーとか。ただただ外に刺激をずっと求め続けていたって云う。めっちゃわかりやすいのは俺が東京に出てから3年間1回も家に帰ってないんです。ただ何が嫌だったっていうわけでもないけど、兎に角広い世界に出たい。薄々母ちゃんが言っているこの社会とか世界とかが本当の話じゃねぇなって、なってきちゃってるわけ。(笑聲)だったら本当の世界で、本当の社会で遊びたいし成長したいし活動したいというのがあったから。家を出てから吸収するというか世界の本当の姿を見ようとするという思いは凄い強かった。

取り立てて子供時代の話するような事がないくらい何の変哲もない普通の家庭で普通に育っているのに、3人ともなんでこんな仕事をしているんだろう、みたいな。(笑聲)

なんだかんだで俺の影響を俊介も受けてますよ。俺はいないから分かんないんだけど兄貴の存在っていうのはでかいんだなって思いますよ。俺的にはルイードに関しては確信犯的にクラブミュージックの方に押したってところがあるんです。例えば、そういう音楽好きなのは知ってたんで、中1か中2の誕生日にタンテ買ってやったりね。俺がまだインターネットとか始める前にあいつはROCAWEARとかのウェブサイトをチェックしてたりとかしてJAY-Zだのなんだのって。ミックステープ聴き終わるとあげてたんですよ。どんどんそっちにはまっていって知らない間にサウンド始めてて「今度テリー君(TERRY THE AKI-06)のDUB録ってくるよ。」って。えー!みたいな(笑聲)「バスできたんやったら420円でええでって。420円で録ってくれた」って帰ってきた。(笑聲)とか言ってる間に今度は歌い出してて、その時まだ俺は歌いたいって言う欲求がない頃に、あいつはもう歌い始めてて、先輩と後輩の関係でいったら歌い手としては永久にあいつは先輩だけどね。やっぱり今の方が仲がいいし、お互いにわかりあえたという感じがしてる。

Cozzyもそうだけど、ステージで会うとその分時間が濃いんだ。そこで出会えている時間が私生活に戻ってきた時にすごく影響することがあるなと思ってる。他のアーティストもそうなんですけど、コンビやった奴とはより現場を重ねるごとに深くなっていく。弟もご多分に漏れずというか例外なくそうなっていった。変な話ルイードは9つ離れてるけど真ん中は2つ、真ん中は普段あんまり会わないんです。でもずっと一緒に育ってるんですよ、俺が家を出るまでは。その過程で例えば俺がサッカー部に入ったらサッカー部に入る、バレー部に入ったらバレー部に入る。算盤やったら算盤やるとか同じ事やってきてる。そんで例えばキャプテンやったりとか、何かの賞とったとか必ず俺より良い成果を残して終わるんですよ。で、そのノリで役者の世界に入って来たんだと思う。だからたぶんあいつ的にはその流れのまま、この業界でもまた俺をポンっと超えられると思っていると思うんですよ。そういう意味でも良くも悪くも影響受けていると思う。ライバルとも見ていると思うし、超えられる壁と思っていると思うし。だけど今はそんな簡単に問屋が卸してくれない世界なんだなって、って云うのを感じているのかもしれない。でも面白いですね。取り立てて子供時代の話するような事がないくらい何の変哲もない普通の家庭で普通に育っているのに、3人ともなんでこんな仕事をしているんだろう、みたいな。(笑聲)

今時代が変わって帝国が崩壊するような時代になったから、インディーズノリのこの方法論でメインストリームを走り抜けられたら最高に面白いだろうなと思ってる。窪塚洋介インタビュー(2/5)☞続く

*坂本龍馬 :
江戸時代末期の志士、土佐藩郷士。土佐郷士株を持つ裕福な商家に生まれ、脱藩した後は志士として活動し、貿易会社と政治組織を兼ねた亀山社中(後の海援隊)を結成した。薩長同盟の斡旋、大政奉還の成立に尽力するなど倒幕および明治維新に影響を与えるなど、重要な働きをした。大政奉還成立の1ヶ月後に近江屋事件で暗殺された。享年31歳。

*美輪明宏:
小学校の頃から声楽を習い、国立音大付属高校を中退し16歳にしてプロの歌手として活動を始めた。クラシック・シャンソン・タンゴ・ラテン・ジャズを歌い、銀巴里やテレビに出演するようになり、1957年、「メケメケ」が大ヒット。ファッション革命と美貌で衝撃を与える。日本におけるシンガーソングライターの元祖として「ヨイトマケの唄」が有名。同曲は発表後間もなくして歌詞の中に差別用語として扱われる「土方」(どかた)「ヨイトマケ」が含まれている点などから、日本民間放送連盟により要注意歌謡曲(放送禁止歌)に指定された事でそれ以降原則として民放では放送されなくなった。

*キッドくん:
山本“KID”徳郁。日本の男性総合格闘家。神奈川県川崎市出身。KRAZY BEE主宰。HERO’S 2005ミドル級世界王者。ニックネームは「神の子」または「KID」。ニックネームの由来は本人曰く、「ミュンヘンオリンピックに出場した父親(山本郁榮)は自分の中では神。だから俺は神の子(KID)」「格闘の神様の子供」というもの。しかし、この発言以前に、「大学時代、俺の小柄な身体を見たレスリング部の先輩から、まるで子供みたいだから、KIDだ。と綽名されたのが最初」とも本人が語っている。 また、全身に多くのタトゥーを彫っている。

*「愛の讃歌」:
「愛の讃歌」は、フランスのシャンソン歌手、エディット・ピアフ(Édith Piaf)の歌。原題は “Hymne à l’amour”(イムヌ・ア・ラムール)。シャンソンを代表する曲として世界中で親しまれている。

*玉置浩二:
日本のミュージシャン・俳優。北海道旭川市出身。ロックバンド『安全地帯』のボーカリスト。2008年から、病気療養のためしばらく活動を休止していた。一般人女性、薬師丸ひろ子、キーボード奏者の安藤さと子との3度の離婚歴を経て、2009年2月25日に女優の石原真理と婚姻届を提出するが、受理されなかった。同2009年12月、「安全地帯」として活動再開を発表。現在の妻はタレント、女優の青田典子。

*カノン:
ドイツの作曲家ヨハン・パッヘルベルがバロック時代中頃の1680年付近に作曲したカノン様式の作品である。パッヘルベルのカノンの名で広く親しまれており、パッヘルベルの作品のなかで最も有名な、そして一般に知られている唯一の作品である。

*ジョニー・デップ:
ケンタッキー州生まれ。4人兄妹の末っ子。フランス人、アイルランド人、ドイツ人、チェロキー族の血を引く。12歳で酒を飲み始め、14歳の頃からドラッグに手を染めるなど、どん底とも言える青年時代を送った。しかし、親友との死別をきっかけに足を洗う事を決意。特に初期の映画作品にはドラッグをテーマに扱ったり少し変わった性格の変人を演じることが多かった。代表作に「シザーハンズ」「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ギルバート・グレイプ」などがある。

*俊介:
窪塚俊介。神奈川県横須賀市出身の日本の俳優、気象予報士。兄は俳優の窪塚洋介。劇団青年座映画放送部所属。

*ルイード:
横須賀生まれ、アングラ・レゲエ・シーン育ちの筋金入りラガマフィン・ディージェイ。愛すべき本場ジャマイカのレゲエ同様に、今日までに築き上げられてきた日本語レゲエ史をこよなく愛し、そこに自らも名を刻むべくしてこの文化継承に日々邁進する。様々なレゲエ・コンピに参加、「Road To 横浜レゲエ祭り2K7」優勝など、作品から現場まで臨機応変に対応出来るふり幅と柔軟なスキルを確実に証明、進化し続けている。

*タンテ
ターンテーブルの口語。一般的にはTechnics SL-1200シリーズを指すことが多い。Technics SL-1200 >>>http://www.technics.com/us/

*ROCAWEAR :
共同創設者一人にJAY-Z(ショーン・カーター)がいることで有名。彼の音楽的成功とともにスタートしたROCAWEAR。出発点はRoc-A-Fella Records。

*JAY-Z :
麻薬の売人から全世界で5000万枚以上のCDを売り上げるラッパーとなり、事業家としても大きな成功を収めることになった男。妻はビヨンセ。「世界で最も稼ぐカップル」として名高い総資産は10億ドル(およそ1000億円)を超えている。

*テリー君 :
TERRY THE AKI-06(テリー・ザ・アキゼロシックス)。レペゼン大阪。オリジナル420「TERRY THE AKI-06」ジャンルの枠にとらわれない自由な発想で裏庭STORYをリアルに歌い”AKI-06 “にしか書けないリリック、”AKI-06 “にしか出せないフローで現場を速攻でROCKする西のエンターティナー。2007年8月5日、突然この世を去ってしまったが、彼の残したメッセージはジャンルの枠を超え全国各地に影響し続けている。

*Cozzy:
HOT COZZY。卍LINEのLIVE SELECTOR。「AMATO RECORDZ ALL DUB PLATE MIX」や「REBEL VIBES FACTORY 」などのミックスCDもリリース。


強烈な個性と信念でシーンに一石を投じ続ける男。卍LINE a.k.a. 窪塚洋介の哲学を五行(仁義礼智信)で紐解く。世の中の誤解と不条理に対する卍流“愛”の形から見えてくる答えがある。「我のみ知る道、愛を持って」

Name: 卍LINE / a.k.a. 窪塚洋介
DOB: 1979
POB: 横須賀、日本
Occupation: Reggae DeeJay / Actor
http://www.manjiline-amatorecordz.com/
https://twitter.com/amatorecordz
https://www.instagram.com/yosuke_kubozuka/
https://lineblog.me/kubozukayosuke/

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